カラダと健康のために、きちんとオーラルケア Mouth & Body PLAZA

3.80.218.53|2018/12/14 16:33:30

M&B スクール

ステイン・口臭学科

口臭とは

 口臭にはお口由来のものと全身の病気由来のものがありますが、そのほとんどはお口から発しているといわれています。

 自信をもって会話を楽しむためにも、口臭のことをきちんと理解して、さわやかな息を心がけたいものです。 

お口由来の口臭

 お口由来の口臭にはニンニクやニラを食べた後やタバコを吸った後に一時的に出るものを除くと、“生理的口臭”と“お口の病気やトラブルが原因の口臭”に分けられます。“生理的口臭”は健康な人にもある口臭です。朝起きた時や空腹時、緊張した時などに出やすくなります。 一方、“お口の病気やトラブルが原因の口臭”は歯周病や舌苔などが原因のものです。

1)生理的口臭

 口臭はあるけれど、お口の中に原因となりそうな病気やトラブルがない場合を生理的口臭といいます。

 例えば、朝起きた時に口臭が起こりやすいのは、睡眠時に唾液の分泌量が低下し、唾液によるお口の中の洗浄作用が低下するためです。また、緊張した時には、唾液の分泌量が減るため、個人差はありますが、口臭が起こりやすいお口の環境になるといえます。

 口臭が気になったときには、お口をすすぐだけでも一時的にはにおいを和らげることができます。また、生理的口臭のある人はお口の中が不衛生なことも多いので、毎日の歯みがきを丁寧に心がけることが大切です。

 朝起きた時、また、緊張した時に起こる口臭は、病気ではなく大なり小なり誰にでもあるものなので、深刻になり過ぎないようにしましょう。

2)お口の病気やトラブルが原因の口臭

 お口由来の口臭は、細菌が食べカスなどを分解して、揮発性の硫黄化合物(VSC(Volatile Sulfur Compounds))というガスを作り出すことで発生します。VSCには大きく分けて3つの種類があり、これらのにおいが単体、もしくは混ざり合ってお口から発せられることで口臭となります。

(1) 硫化水素(イオウ温泉のにおい)
(2) メチルメルカプタン(腐った玉ねぎのようなにおい)
(3) ジメチルサルファイド(ニンニクのようなにおい)

一般には硫化水素とメチルメルカプタンによる口臭が多いといわれています。

 口臭が気になる方は、まず、最初に、舌の表面に白っぽいもの(喫煙習慣のある方は黄色味がかっていることもあります)があるかどうかをチェックしてみましょう。これは“舌苔(ぜったい)”と呼ばれるもので、口臭の原因となります。 舌苔を除去するには、ハブラシや舌用のブラシで軽く舌の上を2~3回こすることが有効です。ただし、舌の表面は傷つきやすいので、強くこすり過ぎないように気をつけましょう。

 ほかには、お口の中が不衛生である場合や、または、お口の乾燥(ドライマウス)が口臭の原因になる場合があります。口臭を予防するためには、お口の中を清潔に保つように心がけることが大切です。

 舌もきれいだし、お口の中も衛生的、乾燥していない、でも口臭が気になる、という方は、お口の中に何らかの病気があることが考えられます。その代表例が歯周病です。歯周病にかかると、ハグキ(歯肉)と歯のすきまに歯周ポケットができて、そこが臭いガスを発生させる細菌のすみかになり、口臭に悩まされることになります。こういったお口の病気が原因で口臭が起こっている場合は、病気そのものの治療が必要となりますので、歯科医院の健診を受診するようにしましょう。

 ほかに、義歯(入れ歯)の方は、義歯自体が汚れてしまい、その汚れが原因で口臭につながっているケースもあります。

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