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3.80.218.53|2018/12/14 16:32:51

M&B スクール

ステイン・口臭学科

歯の色

 歯は生まれつき一人ひとり色が違います。だから歯科の治療で歯の色の詰め物やかぶせ物を作る時には16種類くらいの色見本(シェードガイドといいます)の中からあう色を選んで使っています。人種や住んでいる地域によっても色が違い、欧米人の歯の方が日本人の歯よりも白い気がするのは気のせいではなく、日本人の歯の方が欧米人より赤みが少し強い傾向があるためなのです。

歯の構造の模式図

 よく「白い歯」といわれますが、歯本来の色は実は真っ白ではありません。歯の色は歯の内部の象牙質の色が反映されています。象牙質はその名の通り象牙色。黄色みがかったアイボリー色です。歯の表面はエナメル質と呼ばれる半透明の層なので、中の象牙質の色が透けて見えているため、歯の色はもともと少し黄色みがかっているのが自然なのです。そしてその自然な色こそが日本人の肌の色にあったキレイな“歯の白さ”なのです。

歯の着色の原因

 歯の着色(変色)には、歯の表面にステインと呼ばれる着色性の汚れが付着してしまうことで起こるものと、歯の内部が変色し、その色が歯の表面に透けて見えているものがあります。

 内部からの変色の原因は、抗生物質の副作用や歯髄(歯の神経)を抜いた後に時間経過で起こるもの、加齢や歯の外傷によるものなどです。内部から変色した歯を白くするには、歯科医院で治療を受ける必要があるので、まずは歯科医院で相談してみましょう。

 歯の表面にステインが付着してしまうことで起こる着色は、お茶やコーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなどの食べ物や飲み物が原因になります。見た目に色が濃い食べ物や飲み物には、ステインの原因物質が含まれているため、飲食するたびに歯の表面に蓄積していき少しずつ黄ばんだりくすんだりしていくというわけです。

 だからといって、こんなおいしいものたちを食べるのを我慢する…というのはやはりツライですよね。ステインは歯科医院でクリーニング(P.M.T.C.(*1)など)すればきれいになりますから定期的に歯科医院でクリーニングすることをおすすめします。また、家庭で使える歯の表面のステインを落とす効果のある歯磨剤やステインをつきにくくするデンタルリンスもあるので上手に活用するとよいでしょう。

(*1)P.M.T.C:Professional Mechanical Tooth Cleaningの略。 歯科医師、歯科衛生士が専門の器具とフッ素入りペーストを用いてすべての歯面のプラーク(歯肉縁上と縁下のプラーク)を機械的に除去する方法。

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