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ムシ歯学科

ムシ歯リスクとは

ムシ歯リスクとはムシ歯になる危険度のこと。ムシ歯のことをカリエスともいいますので、カリエスリスクはムシ歯リスクと同じ意味です。

ムシ歯は、下の図のような流れで発生しますから、この流れを促進する条件がそろっている人ほどムシ歯リスクは高くなります。

ムシ歯の発生

<ムシ歯リスクの高い人の例>

● ムシ歯菌が多い人
ムシ歯菌は、グルカンというネバネバの物質を作って歯に付着します。
そして、酸を作って歯のミネラルを溶かしてしまいます。
● 甘いものをよく食べる人
ムシ歯菌に栄養をたくさん供給してしまいます。
● 一日に何度も食べたり飲んだりする人
上の図のムシ歯発生の流れを何度も繰り返すことになるので、歯からどんどんミネラルが溶け出してしまいます。
● 唾液が少ない人
食べ物やムシ歯菌、酸を十分に洗い流せず、また、酸を弱める力も、歯へミネラルを再沈着する力も弱くなってしまいます。
● フッ素を使っていない人
強い歯(ミネラルが溶け出しにくい歯)になりにくく、また、歯へミネラルを再沈着する力も弱くなってしまいます。
● お口の清掃が不十分な人
食べ物やムシ歯菌、酸を十分に取り除けていない状態なので、ムシ歯の進行が促進されます。

「一生懸命歯みがきしているのにムシ歯になる人」は、歯みがき以外にムシ歯リスクを高める条件がたくさんあると考えられますし、逆に、「あんまり歯みがきしないのにムシ歯にならない人」にはムシ歯リスクを高める条件が少ないと考えられます。

ムシ歯リスクが違えば予防法も違います。「ムシ歯に対して何が弱点なのか?」「何が強みなのか?」「どうしてムシ歯になったのか?」を把握することがムシ歯予防の早道です。ムシ歯リスクが違うのに、同じように歯みがきだけをしていてもムシ歯は防げません。自分にあった予防法を実践することが大切です。自分のリスクや自分にあった予防方法を知りたいと思いませんか?

ムシ歯リスクは調べることができます。“ムシ歯菌の量”や“唾液の能力(酸を弱める力)”を科学的な唾液検査(※)で把握することができるのです。検査自体はお口の中から唾液やプラーク(歯垢)を採取するだけのとても簡単なもの。

米検査キットを使い、お口の中のムシ歯菌を培養して、菌を目に見える状態にし、菌数を測定します。菌数が多い人ほど白い点がたくさん出てきます。

検査でムシ歯菌の量と唾液の能力がわかったら、生活習慣や年齢などの要素を加味してムシ歯リスクを分析し、なぜムシ歯になったのかの仮説を立て、歯科医師や歯科衛生士があなたにあった予防方法をプログラムしてくれます。

※ムシ歯リスクの検査は健康保険適用外です。

料金は歯科医院によって異なりますので問い合わせてみましょう。


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