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3.80.218.53|2018/12/14 16:14:02

M&B スクール

ムシ歯学科

ムシ歯とは

【ムシ歯ってどんな病気?】

 ムシ歯とは、ミュータンス菌などのムシ歯菌が出す酸によって、歯のカルシウムが溶かされ、歯が脆くなり、ついには穴が開いてしまう病気のこと。ムシ歯菌は食べ物を栄養にして活動し、酸を出します。

ムシ歯は歯周病と同じように、重症になるまでは自覚症状が少ないため自分では気づきにくいことが特徴です。しかし、歯に穴が開く前に定期健診などで発見できれば、元の状態に戻すことができます。

【歯は削れば削るほど弱くなる?】

 歯は削れば削るほど、弱く脆くなっていきます。一度治療のために削った歯は、ムシ歯の再発のリスクが高くなります。詰め物と歯の境目の部分に隙間ができると、そこに溜まったプラーク(歯垢)はハミガキでは取り除くことができないからです。

ムシ歯は症状が進んで穴が大きくなってしまうと治療の際に削る量が多くなり、病巣が歯の中の歯髄(神経)に達してしまえば、歯髄を取らなければいけなくなります。歯髄を取ってしまった歯は、歯に栄養分が供給されにくくなるため、とても脆くなってしまいます。

 一生自分の歯で食べるためには、なるべく歯を削らないことが大切。そのためには、ムシ歯はなるべく初期のうちに処置しないといけません。穴が開く前の初期段階でムシ歯を発見し、健全な状態に戻すために、定期的に歯科医院で健診を受けましょう。

歯は削れば削るほど弱くなる?

ムシ歯の実態

永久歯のムシ歯の本数の平均(治療した歯も含む)

 日本では、1970年代に“ムシ歯の洪水”といわれた時代がありました。当時はムシ歯になるのは当たり前と認識されてしまうほど、ムシ歯が多い時代でした。現在、40歳代くらいの方は、治療したムシ歯の跡がたくさんあるのではないでしょうか?

 ところが、右のグラフを見てもわかるように、最近の子どもたちのムシ歯はどんどん減ってきています。ムシ歯にかかったことのない子供も増えています。ムシ歯が減った背景にはどんなことがあるのでしょうか?

 カリオロジーという言葉を知っていますか? カリオロジーとは、最先端のムシ歯研究学問のこと。「Caries(カリエス=ムシ歯)」と「logy(ロジー=学問)」があわさってできた言葉です。できてしまったムシ歯の治療法ではなく、ムシ歯の成り立ちや原因を研究する学問です。カリオロジーの研究が進んだ結果、ムシ歯のメカニズムはかなりの部分まで解明され、ムシ歯はほとんど予防できるようになったのです。ムシ歯が減った背景にはカリオロジーの実践も大きく影響しているのです。

 カリオロジーは歯みがきだけをすれば良いという考え方ではありません。年齢や生活背景、唾液の質やムシ歯菌の量などのムシ歯リスクに着目し、一人ひとりの状態に応じた予防法を実践していくという考え方です。自分のムシ歯のリスクを見極めて、あなたにはあなたのムシ歯対策を。それがムシ歯予防の早道。もっとカリオロジーを知って実践していきましょう。

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