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これって病気?と悩んだら おくちのアレコレ Q&A

矯正治療ってどんな事をするの?
Answer

歯は顎の骨(歯槽骨)に埋まっていますが、骨との間には歯根膜という組織がクッションのように存在します。歯に横から力を加えると、歯ぐきの中に埋まっている歯根膜に接する歯槽骨が吸収され、反対側のほうでは歯槽骨が新しく生まれてきます。この力を適切にコントロールすることで歯が無理なく動いていくのです。
矯正装置は大きく分類すると、取り外し可能なもの(可撤式)と、取り外しできないもの(固定式)があります。可撤式装置のみで矯正できるケースは少なく、特に歯を抜いて治療する際は固定式装置をつけなければなりません。最近では、固定式のなかにも歯に接着する金具(ブラケット)を外から目立ちにくい材質(セラミック)にしたものや、装置全体を歯の裏側に装着する方法などがあります。

矯正治療を始めるのに適した年齢は?
Answer

治療を受ける年齢に制限はありませんが、歯並びの悪さの程度、種類により治療開始時期は異なります。部分的な障害を取り除いてから11〜12歳まで待って全体的に治療を行うというのが一般的です。その他、11〜12歳頃まで待って全体的に治療を行う場合や、1歯2歯のうちから継続的に萌出にあわせて治療を行う場合と、3パターンに分かれます。
治療期間は歯並びの程度や本人の協力度によって異なりますが、固定式装置でも2〜3年かかります。またその後、動かした歯をその位置にとどめておく可撤式の装置を入れます。
現在、矯正治療を行っている患者さんの80%以上に抜歯が必要です。顎と骨のバランスがくるっている場合、あるいは上下の顎のバランスがずれている場合など、健全な永久歯を抜歯して治療を行います。

出っ歯を治すために、矯正治療しようと考えているのですが。
Answer

上顎前突(出っ歯)の場合上下の顎骨の位置関係に問題があるときは、まずその改善を行うことが必要です。男子では上顎骨は16歳、下顎骨は18歳頃まで、女子では上顎骨は14歳頃まで、下顎骨は16歳頃まで成長を続けます。骨が成長しているときに適切な力を加えると、その成長をある程度コントロールできます。
下顎前突(受け口)の場合完全に永久歯が生え揃っていない段階なら、まず前歯の噛み合わせを改善します。同時に、成長の誘導を行います。こうした時期を逸した場合、また十分に成長誘導できなかった場合は、上下の前歯の位置で補います。

矯正治療中の注意点は?
Answer

矯正治療中、一番大切なのは*プラークコントロールです。お口の中は矯正装置がはりめぐらされているため、いつもよりも汚れがたまりやすく、ムシ歯や歯肉炎のリスクが非常に高くなります。せっかく歯並びがきれいになっても、病気になってしまっては台無しです。矯正治療中はふだんの倍の時間をかけるつもりで丁寧にみがいてください。
矯正装置のためにふつうの歯ブラシでは毛先が届かないところがたくさんできてしまいます。歯間ブラシや、タフトブラシを使えば装置の隅々のプラークを取り除くことができます。最近ではタフトブラシ型の電動歯ブラシもありますので、うまく活用すれば効率よくプラークを除去することができます。またムシ歯になりにくいように、日頃からフッ素入りハミガキを使用し、歯科医院ではフッ素塗布をしてもらうとよいでしょう。装置の隅々にまで行き届くフッ素入りの洗口液の使用も効果的です。

*プラークコントロール
プラーク(歯垢)とは、歯の表面にこびりついた細菌の塊のことで、プラーク内の細菌が産生する酸や毒素がムシ歯や歯周病の主な原因となります。ハブラシなどの清掃用具により、歯や歯肉に悪影響を及ぼさないように細菌を減らし、それを維持していくことをプラークコントロールといいます。プラークコントロールには、自分自身で行なうものと、歯科医院でのプロフェッショナルな処置が必要なものがあります。

どうして歯は動くのですか? 痛くはないのですか?
Answer

歯は顎の骨(歯槽骨)に埋まっていますが、歯と骨との間には歯根膜というクッションのような繊維の組織が存在します。矯正装置によって歯を移動したい方向に力を加えると、歯根膜ごしに圧迫された歯槽骨は吸収して徐々になくなります。一方、反対側では引き伸ばされた歯根膜に牽引されるように歯槽骨が新しく作られてきます。この力を適切にコントロールすることで無理なく歯を移動させ、きれいな歯列へと導いていくのです。歯の移動し始めに少し痛みを感じることはありますが、一旦移動し始めるとほとんど痛みを感じることはありません。

歯並びが悪いのできれいにしたいのですが、何年も装置をつけることに見た目上抵抗があります。
Answer

矯正装置は大きく分類すると、取り外し可能なもの(可撤式)と、取り外しできないもの(固定式)があります。しかし、可撤式装置だけで矯正できるケースは非常に限定され、多くの場合は固定式装置をつけなければなりません。最近では、固定式のなかにも歯に接着する装置やワイヤーを目立ちにくい材質にしたものがあります。また装置全体を歯の裏側に装着する方法などがありますので、矯正専門の歯科医院で相談してみましょう。

子どもの永久歯が生えてきましたが歯並びが悪いようです。少しでも早く矯正治療を始めたほうがいいでしょうか?
Answer

歯並びの悪さの程度、噛みあわせの種類によって治療の開始時期は異なります。かみ合わせの種類によっては、あごの骨の成長をコントロールしながら治療をすすめることが出来るため、良い結果が得やすい場合があります。また、子どもの頃から定期的に歯科医院に通院するため、ムシ歯の予防や*プラークコントロールをきちんと指導してもらえるという点でもメリットがあります。ただし、大人になってから再度矯正治療を必要とすることもあり、トータルでの矯正治療期間や費用は多くなることがありますので、矯正専門の歯科医院でよく相談されることをお勧めします。

*プラークコントロール
プラーク(歯垢)とは、歯の表面にこびりついた細菌の塊のことで、プラーク内の細菌が産生する酸や毒素がムシ歯や歯周病の主な原因となります。ハブラシなどの清掃用具により、歯や歯肉に悪影響を及ぼさないように細菌を減らし、それを維持していくことをプラークコントロールといいます。プラークコントロールには、自分自身で行なうものと、歯科医院でのプロフェッショナルな処置が必要なものがあります。

54.162.10.211|2017/09/25 00:41:19