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これって病気?と悩んだら おくちのアレコレ Q&A

詰め物やかぶせ物の治療をした歯はムシ歯になりやすいと聞きましたが本当ですか?
Answer

詰め物やかぶせ物の治療をした歯は、過去にムシ歯になった経験のある歯です。歯ブラシが届きにくく、ブラッシングがしにくい場所や、歯並びなどの影響で汚れがたまりやすい場所であるということが考えられます。治療を受けた後も同じ環境であることに変わりはありませんから、「ムシ歯になりやすい」と考えておくべきでしょう。
詰め物やかぶせ物の治療をした歯が、再びムシ歯になってしまうことを「二次う蝕(にじうしょく)」と言います。二次う蝕は、詰め物の境目や、かぶせ物の下(裾の部分)から発症することが多いため、これらの部位を丁寧にみがくことで発症を予防します。歯ブラシだけではなく、デンタルフロスや歯間ブラシの使用が効果的です。

歯科健診で「ムシ歯になりやすい歯」といわれました。どうしたらよいでしょうか?
Answer

ムシ歯は、(1)歯質、(2)ムシ歯菌、(3)糖質の3つの条件が揃うことで発症します。歯質が弱い人は、歯質が強い人よりも、より慎重に(2)ムシ歯菌、(3)糖質をコントロールする必要があります。
ムシ歯菌を減らすには、当然のことですが、毎日のブラッシングを丁寧にすることです。自分にあった歯ブラシに加え、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助的な歯間清掃具を積極的に使用しましょう。糖質の摂取を止める必要はありませんが、摂取回数を減らし、長時間糖分が歯に触れないように心がけてください。間食のだらだら食いや、糖分の多い飴をいつも口に入れている習慣などは歯にとってよくありません。
一方歯質を強化するにはフッ素が効果的です。毎日の歯みがきにフッ素入りのハミガキを使用することはもちろんのこと、歯科医院でフッ素を塗布してもらったり、フッ素の洗口液を使用することも効果があります。

ムシ歯で苦労をしてきたので、子供にも遺伝しているのではないかと心配です。どのように予防したらよいでしょうか?
Answer

ムシ歯は、(先述のように)(1)歯質、(2)ムシ歯菌、(3)糖質の3つの条件が揃うことで発症します。歯質が遺伝することは十分考えられますが、先天的な要因よりもむしろ後天的な環境要因の方が、ムシ歯の発症には強く関係します。お子さまのムシ歯予防は、ムシ歯菌と糖質をコントロールすれば十分に予防は可能です。
小さい頃からブラッシングの習慣を身につけ、お母さんやお父さんが、仕上げみがきを怠らないこと。また、ムシ歯菌は、最も近くにいるお母さんやお父さんから感染するといわれているため、保護者ご自身のお口を健康に保つことも重要です。おやつの内容や与えるタイミングなどを考えながら、ムシ歯になりにくい糖質の摂取を心がけてください。
奥歯が生えてきたころからは、フッ素を積極的に使用してムシ歯菌に負けない強い歯質作りにも取り組みましょう。

歯科健診で初期のムシ歯があるので歯科医院を受診するようにいわれましたが、特に痛みはありません。それでも行ったほうがよいですか?
Answer

歯科健診で発見される初期のムシ歯は、穴があいてしまう前の段階で、歯が溶けかけて白っぽくなった「脱灰(だっかい)」という状態であると思われます。ここからさらに進行して穴があいてしまうと、冷たい物や甘い物がしみる症状が出現します。この「脱灰」の状態で適切な処置をすれば、穴があくのを食い止めたり、元の状態に近く戻すことができる場合もあります(「再石灰化」と言います)。
進行して痛みが出てしまってから治療を受けるよりも、できるだけ早い段階で歯医者さんを受診しましょう。

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