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治療・医療情報

2009年1月 「糖尿病患者を中心とした医科と歯科の連携」
糖尿病の疑いのある成人は2007年の調査で2200万人に及ぶと推定されており、この10年間で1.6倍にもなりました。この急速な増加に対処すべく、2005年に「日本糖尿病対策推進会議」が設立され、各都道府県で糖尿病の発症や進行を防ぐための活動をしています。今回は、医科と歯科が連携して活動されている兵庫県糖尿病対策推進会議(以下、推進会議)の槇林親教先生、坪井新一先生にお話をうかがいました。

略歴
槇林 親教 先生
兵庫県医師会常任理事
昭和14年 岩国市生まれ
昭和38年 久留米大学医学部卒業
昭和49年 久留米大学医学部講師
昭和50年 兵庫県尼崎市に槇林内科医院を開業
昭和58年 日本糖尿病学会評議員
平成12年 尼崎市医師会会長
医学博士、日本糖尿病学会専門医・指導医

略歴
坪井 新一 先生
兵庫県歯科医師会常務理事、伊丹市歯科医師会会長
昭和26年 大阪市生まれ
昭和51年 大阪歯科大学卒業
昭和53年 兵庫県伊丹市に坪井歯科医院を開業
歯学博士、日本顎咬合学会認定医・指導医、日本臨床歯周病学会

推進会議に歯科が参加したきっかけは何だったのでしょうか?
坪井先生 社会の変化に伴って医療の在り方も見直されており、その1つの施策として、地域での医療連携が求められています。歯科もこの地域連携へ入っていかなくてはなりません。日本医師会、日本糖尿病学会、日本糖尿病協会で構成している日本糖尿病対策推進会議へ、2007年に日本歯科医師会が4番目の団体として参加すると聞いた時に、兵庫県歯科医師会では、糖尿病を地域連携への1つの切り口として取り上げようと考えたのです。すぐに、推進会議の槇林先生とコンタクトをとったところ、歯科に対する理解を示していただき、兵庫県歯科医師会の参画を進めてくださいました。そして、日本歯科医師会が日本糖尿病対策推進会議に入った1ヵ月後には、兵庫県歯科医師会も推進会議へ入ることができたのです。
兵庫県歯科医師会の参加は推進会議でどのように受け止められたのでしょうか?
写真 槇林先生 私は2000年頃に尼崎市の医師会会長を務めましたので、その時に歯科医師会の先生方とお話する機会が増え、糖尿病と歯周病の関係について詳しく知ることになりました。兵庫県歯科医師会が推進会議に参画した2007年には、まだ医科と歯科がともに構成メンバーとなっている組織は全国的にみても珍しかったと思いますが、糖尿病と歯周病のかかわりに関する情報はかなり多くなっていましたので、歯科の参加はとても自然に受け止められたと思います。
推進会議ではどのような活動をされているのですか?
槇林先生 糖尿病の増加に歯止めをかけることを目指して、まず、糖尿病の発症を防ぐために、主に糖尿病予備群や一般市民の方を対象とした市民公開講座を兵庫県の各地で年2回開催し、正しい糖尿病の知識を伝えています。今までに神戸市、姫路市、尼崎市、豊岡市、宍粟市、丹波市で開催しました。また、医師向けのセミナーも年1回行って、糖尿病が専門ではない先生にも理解を深めていただき、より良い診療を目指していただいています。推進会議や講演会には、糖尿病を専門とする大学病院や総合病院の医師のほか、一般内科、眼科、腎臓内科、歯科の先生方や、管理栄養士、糖尿病患者さんも参加していますので、様々な視点から糖尿病予防に必要な企画をたてることができます。
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