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3.80.218.53|2018/12/14 17:20:46

治療・医療情報

2008年7月 「歯周病は糖尿病の第6の合併症」
栗原幹直院長

近年の研究成果から「歯周病は糖尿病の第6の合併症」といわれるようになりましたが、このことは、患者さんにも医療従事者にもまだ十分に認知されていません。歯科医師として、また、一人の糖尿病患者として、歯周病と糖尿病の関係について熱心に啓発に取り組まれる、くりはら歯科医院の栗原幹直院長にお話をうかがいました。

略歴
昭和39年 岡山県生まれ
徳島大学 歯学部 卒業
平成6年 岡山大学 歯学部 歯周病態学講座 入局
平成13年 里仁会 興生総合病院 歯科・口腔外科 医長
平成16年 広島県三原市に くりはら歯科医院を開業
日本歯周病学会専門医、日本糖尿病協会歯科医師登録医

栗原先生ご自身が糖尿病の患者さんだとうかがいました。
私は8歳の時に1型糖尿病を発症しました。一般の方によく知られている糖尿病は、食べ過ぎや肥満による大人の病気で、こちらは2型糖尿病といいます。1型糖尿病は、食生活に関係なく、主に子どもに突然おこる病気です。病気をうまくコントロールすることで普通の生活が送れますが、インスリンの注射は一生打たなければなりません。そのため、私は大人になるまでにたくさんの医療関係者の方にお世話になりました。歯科医師になった時、その恩返しとして、糖尿病の患者さんのために歯科医師として貢献したいと思ったのです。
栗原先生の最初の活動はどのようなことだったのですか?
写真 歯学部の6年生の時に、1型糖尿病の子どもたちのサマーキャンプに参加させてもらい、患者さんの口の中を見させてもらいました。大学で‘糖尿病の患者さんには歯周病が多い’と習ったので、実際に口の中を見てみたかったのです。参加してみると、まず、患者さんもそのご家族も、内科の先生も小児科の先生も、糖尿病と歯周病の関係についてはほとんどご存知ありませんでした。そして、口の中は、若年者にしてはハグキの炎症が多いという印象を受けました。糖尿病と歯周病の関係について知らないために、口の中の悪い状態が放置されているのです。ショックを受け、これではいけないと痛感しました。翌年から歯科医師としてキャンプに参加して、歯科の健診と指導を開始しました。途中からはサンスター歯科保健振興財団千里診療所の皆さんのサポートも頂きながら、この活動は今でも続いています。
広島で開業されてから、地域ではどのような活動をされていますか?
広島でも小児の患者の会での講演などを行っていますが、数がそれほど多くないので、1型糖尿病に限らずに、2型糖尿病に関しても講演などを行っています。また、尾道の糖尿病専門医の先生との連携も行っています。もともとは私がその先生の患者だったのですが、ある時、糖尿病と歯周病についてお話する機会があったのです。先生はほとんどご存知なかったのですが、すぐに受け入れてくださり、院内の糖尿病教室で歯周病の話をする機会がいただけました。それからは、患者さんの紹介をしたり、紹介を受けたりするようにもなりました。
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