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歯周病について
歯周病について:毎日のブラッシングが大切です

歯周病は、口の中の細菌が原因で起こる感染症です

歯周病は、炎症が歯肉にとどまる歯肉炎、炎症が歯肉から歯周組織深くまで広がる歯周炎に大きく分けられます。歯みがきをやめて歯垢(プラーク)が増加すると2〜3日で歯肉の炎症がおこり、長期間放置するとほとんどが歯周炎に進行するといいます。妊娠中はホルモンの増加により歯肉に炎症がおきやすいため、ブラッシングをしっかり行うことがとても大切になります。


※「平成17年歯科疾患実態調査」によると、歯周病は30〜60代の成人の80%以上がかかっており、とくに45歳〜54歳では88%という高い率でかかっていることが示されている。(厚生労働省「平成17年歯科疾患実態調査」

歯周病の原因は歯垢(プラーク)

歯垢(プラーク)は細菌のかたまり。バイオフィルムとも呼ばれています。歯周病はこのバイオフィルム内の細菌によりおこります。本来、人間の体は抵抗力があるため歯肉が炎症をおこしても細菌をやっつけることができますが、細菌が増殖し抵抗力を上回ると炎症はどんどん進み歯周病が悪化していきます。


歯垢(プラーク)ってどうやってできるの?

口の中の細菌は、歯の表面や隙間に残った食べ物を栄養としてどんどん数を増やします。そして砂糖からネバネバした物質をつくり、歯の表面にべったりとはりつきます。これがプラークです。
※歯垢(プラーク)を長期間放置すると

  • 口の中に歯垢(プラーク)がたまる。
  • 唾液中のカルシウムによって次第に硬くなる。
  • プラークの塊(歯石)ができる。
  • 歯みがきでは取れなくなる。

歯垢(プラーク)を落とすには?

歯周病の原因である歯垢(プラーク)には、ムシ歯の原因菌であるミュータンス菌やその他の細菌がすみついています。その数はわずか1g中に約1000億。歯垢(プラーク)は水に溶けないため、毎日歯ブラシを使いしっかり落とすことが重要になります。


ブラッシングで歯周病を予防する

歯垢(プラーク)を落とすことでムシ歯や歯周病を防ぐことができます。1にも2にもていねいなブラッシングを心がけてください。歯の表面だけでなく、歯と歯肉の境目、歯と歯の間をつるつるになるまでみがくこと。歯ブラシを軽く当て、小刻みに左右に動かしてみがきましょう。
※歯ブラシとフロスとの併用がお勧めです!

疲れがたまっているときほど念入りに

疲れがたまっているときほど念入りに。 人間の体は免疫力が落ちると細菌に対する抵抗力が弱くなります。歯や歯肉がいつもと違うなと感じたら、それは体が弱っているサインかもしれません。栄養をとって休息し、いつもより念入りにブラッシングしましょう。

歯周病の症状と進行

健康な歯肉
健康な歯肉と骨の様子
歯肉炎
歯肉のみに炎症が起きた状態※歯肉炎はブラッシングと歯石除去で良くなると言われています。
歯周炎
歯槽骨や歯根膜にまで炎症が起きた状態

タバコを吸う人は歯周病になりやすい

妊娠中のタバコは早産や低体重児出産の可能性が高くなるだけではなく、歯周病にもかかりやすくなるといいます。とくに妊娠中は歯肉に炎症がおきやすく歯周病が進行しやすい時期。タバコはお腹の赤ちゃん、プレママに大きなリスクとなるため妊娠がわかったらすぐにやめましょう。


※喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病にかかりやすいといわれています。 (日本歯科医師学会「平成19年歯周病の診断と治療のガイドライン」)


タバコが歯周病を悪化させる原因

  • タバコは白血球の機能を低下させる
    歯周病菌と戦う免疫機能が下がり、歯周病にかかりやすくなる
  • タバコは歯肉を修復する働きを抑制する
    喫煙量と比例して歯周病が悪化する可能性がある
  • タバコは血管を収縮させて血行を悪くする
    歯肉の炎症や出血が起こりにくく、気づかないうちに悪化する可能性がある。

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